先日ブログでもお伝えしましたが、一大イベントの広島大学大学祭が終わりました。
広大CARPではゆにCaféを企画し、多くの方々に来ていただきました。成功に終わってよかったです!
今年これなかった人はぜひ次のきかいに来てくださいね!
さあ、今回の記事はタイトル通りゆにCaféです!
11月7日(火)に行いました。
大学祭が終わり一区切りつきましたが、これからもSDGsに関してゆにCaféを行いたいと思っております。
11月最初のテーマは目標8のターゲット7!
「強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終わらせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025 年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。」
です。
難しいと思いますが、今回はこのうちの児童労働に関して議論していきました。

ところで、皆さん
児童労働の実態はご存じですか?
現在、世界の児童労働者数は1億5200万人(5歳~17歳)もいるらしいですよ!!
数が大きすぎてイメージができないかもしれませんが、これは世界の児童の10人に1人の割合です。(10人に1人!?)
かなり多いですよね。そのうちの1億3000万人はアフリカとアジアで、ほとんどは発展途上国です。
皆さんも想像できると思いますが、児童労働の多くは農業です。発展途上国の少年少女が農作業をしているとよくききますよね。
そこで、児童労働の原因を考えていくと、、、
貧困
教育機会の欠如
児童労働を当然視する地域社会、また無関心
武力紛争や自然災害
農村部から都市への移住によるスラム化
不適切な法律、制度
などがあげられるのではないでしょうか。
実は日本でも児童労働の問題があり、少なくとも6000人ほどいるらしいです。
あまり考えられないですね。
日本では農業ではなくサービス業や工事現場などでの労働が多いようです。
日本の場合は、学校に行きたくない学生や、母子家庭などでの貧困などが原因に挙げられます。
様々原因はありますが、今回は世界と日本で共通している、教育の観点から話を進めることにします。
というのも、子供は将来世界を動かしていく存在ですから、子供の時期にしっかりとした教育を受ける必要があると考えたからです。
下の図は貧困と児童労働と教育が密接にかかわっていることを示すものです。

(http://www.ftcj.com/get-educated/child-labor.html)
この図から、途上国の子供たちが教育を受けるためには、貧困を解決しなければならないし、そもそも働かなければ生きていけない。このままでは一向に解決しません。
一方、日本などの先進国では、国としての貧困はないものの、相対的に貧困な家庭が一部存在します。そういった家庭では、家族を養うために働かなければいけません。
また、家庭での教育が十分でなくなると、学習意欲が持てずに教育を受けられる環境にあるにもかかわらず、受けずに働く学生も多くいます。
こういった原因はすべて大人にありますよね。
でも私たち大学生にできることなんてあるのでしょうか。
直接的にかかわることはできないかもしれませんが、私たち自身ことを考えると、将来親の立場になった時のことを意識しておくのはいいことかもしれません。
また、世界に目を向けたときに、海外支援ボランティアにかかわることが私たちにできることなのではないかと思いました。
広島大学にも多くの海外支援ボランティアがあります。
学生が関わることのできる活動もしているので、積極的に協力していきたいですね。
ということで今回の+ピースは「海外支援ボランティアの活動に関わる」になりました!
私たちとは無関係という意識を捨てて、全世界の子供たちが、働くのではなく、将来に希望をもって教育を受けることができるように私たちから変わっていきましょう!!

それでは今日はこの辺で、
See you !!